by POOL

開発日誌

Campが、できていくまで。

名前を決め、ことばを選び、火を灯す。Campのしくみができていく経緯を、中村友哉が書き残していきます。

デザイン

朝から夜へ、色が移る

サイトの配色を切り替えられるようにしていたのですが、ただ「ダーク」「ライト」と切り替えるのは味気ない。そこで、日の出から夜になるように色が移っていく形にしました。

朝はやわらかい色、昼は明るい色、夕方は深い青、夜は黒。ボタンの小さなアイコンでは、地平線の上を太陽の点が動いて、夜には地平線の下に沈みます。何もしなければ、見ている人の時刻に合わせて自動で変わります。

焚き火を囲む時間は、たいてい夜です。でも作戦会議は朝にも昼にもある。どの時間に開いても、その時間の空気でCampに来てもらえたらと思っています。

ロゴ

Camp・Ism・Play、三つの形

Campのマークが決まったので、Ism と Play のマークも考え始めました。

Play は再生ボタン(丸の中に ▶)。POOLのサイトでは「ボタンはグレー、押せる ▶ だけは乗せるとターコイズになる」という決まりにしていて、それと同じ形にしました。押せば動き出す、現場の道具です。

炎と ▶ の色は、どの配色でもターコイズ(POOLのシアン)に固定しました。色が変わっても、火の色は変えたくなかったからです。

Ism はまだ考え中です。三角(Camp)と丸(Play)の間に、ひし形を置く案。版を重ねて育つことを、内へ重なる線で表す案。POOLのロゴの「p」のうしろにある四角を生かす案も試しています。

ロゴことば

火を灯す。

Campのロゴは、三角のモチーフから始めました。8つの案を並べて、選んだのは「入口のあいたテント」。中の点を炎にして、さらに炎に芯を入れました。

文字の「camp」は、テントの三角の線をそのまま下へ延ばした裾野の幅に、ぴったり収まるように置いています。この組み方がいちばんしっくりきました。

タグラインは「火を灯す。」。やさしい日本語にしたかった。POOLは水の名前です。プールは熱くなった頭を冷やして、冷静に戻る場所。その横で、火を灯して作戦を練るのがCamp。水と火が向き合っているのも、いいなと思っています。

ダッシュボード

記録の形を、そろえる

ログインした後の画面は、Camp・Ism・Play の三つだけにしました。迷わないように。使い方の説明は、それぞれの画面の中に置きます。

見出しは「決定事項」「My Ism と版」「Project Ism と版」。次の作戦会議の予定も見えて、オンラインで予約もできる。お客さまにとって、どんな業務システムよりも頼れるダッシュボードにしたいと思っています。

そのために、裏側の記録の形を全部そろえました。どの会社でも同じ項目で、同じ順番。一人で使う会社と、管理する人と使う人がいる団体、二つのモデルで試しながら、まずは無料の範囲を完成させます。

デザイン

安っぽく見られたくない

Campのサイトを、少し神秘的なトーンに深めました。お客さまの取引先が、僕のことを知る機会も多い。そのとき「安っぽいサービスを使っている」と思われたくなかったからです。

イメージしたのは、幾何学的で、重さのある世界。黒を基調に、線が引かれて、テントが立ち、火が灯るオープニングをつけました。

使うのは日本の方なので、サイトの中は日本語で書きます。英語は Camp・Ism・Play と、いくつかの見出しだけ。無料の相談の入口は気軽に、サービスの中は洗練された言葉だけで。

ことば

呼び名を、ひとつに

これまで「並走支援」と呼んでいたミーティングを、すべて Camp と呼ぶことにしました。1回ずつのチケット制の相談は Spot。

Spotで話したことも、Campの記録に残します。Spotから Camp に移っても、経緯が一本につながるように。

同じ日のうちに「並走支援」→「並走支援(=Camp)」→「Camp」と変わっていきました。言葉が決まると、迷いがひとつ減ります。

はじまり

POOLのそばで

Camp・Ism・Play。三つのサービスの名前がそろいました。

Camp は、自由に語り合う作戦会議。Ism は、迷ったときの判断の軸。Play は、現場で使う道具。Campで話し、Ismに言葉を残し、Playで動いて、その結果がまたCampに戻ってくる。

僕がやっているのは、その人や会社のイズムを育てるきっかけをつくることです。会っていない間も関係が続くように、しくみをつくり始めました。この日誌では、その経緯を書き残していきます。

まずは、話すところから。